スマートフォン版を表示

積水ハウス・リート投資法人 (3309)

J-REIT銘柄情報

3309 積水ハウス・リート投資法人

積水ハウス・リート投資法人が第22期決算、7物件取得、12物件売却を発表

(2025/12/15)

積水ハウス・リート投資法人が、第22期(2025年10月期)決算を発表した。 第22期は、米国の住宅「シティリッジ」のSPC追加出資と国内の住宅6物件を取得する一方、「赤坂ガーデンシティ」等オフィスビル2物件を売却した。SPCの配当収入が増加したが、売却した物件の賃貸収入の減少、住宅2物件の減損損失、支払利息の増加等により、前期比6.0%減益。税会不一致に伴い一時差異等調整引当額507百万円を利益超過分配金として加算、また自己投資口の消却により投資口数1.2%減少を反映し、1口当たり分配金(利益超過分配金含む)は2,329円となった。 期末のポートフォリオは141物件、資産規模(取得額合計)は5,515億円、有利子負債比率は47.0%。 併せて新たに物件入替えを発表した。 取得する物件は、「プライムメゾン用賀砧公園」等国内の住宅7物件、取得額は計300.4億円。売主はスポンサーである積水ハウス。 一方、売却する物件は、「エスティメゾン恵比寿」等国内の住宅12物件、売却額は計252億円。売却先は外部のSPC。 第23期(2026年4月期)は、上記12物件の他「御殿山SHビル」の一部を売却する。売却益7,684百万円計上により、前期比25.6%増益を見込む。売却益を全額分配し、更に一時差異等調整引当額2,616百万円を利益超過分配として加算し、1口当たり分配金は3,384円と前期比45%増となる見通し。 第24期(2026年10月期)は、「御殿山SHビル」の一部を追加売却する。前期に取得する物件が通期寄与するが、物件売却益の減少により、前期予想比32.4%減益を見込む。一時差異等調整引当額137百万円を利益超過分配金として加算し、1口当たり分配金は1,908円となる見通し。 目標であった2026年10月期の巡航分配金1,500円の達成目処が付いたことから、次の目標として、2029年10月期の巡航分配金1,600円を設定。引き続き国内の安定成長と米国の積極的成長によるNOI向上、ポートフォリオ質改善を目的として物件入替えを続けるととも、適切なタイミングで公募増資による外部成長も視野に入れる。

       
  第22期実績 第23期予想 前期比 第24期予想 前期比
営業収益 19,379百万円 22,336百万円 15.3% 17,370百万円 ▲22.2%
当期利益 9,516百万円 11,949百万円 25.6% 8,074百万円 ▲32.4%
分配金総額
(利益超過分配金含む)
10,023百万円 14,565百万円 45.3% 8,211百万円 ▲43.6%
1口当たり分配金
(利益超過分配金含まない)
2,211円 2,776円 25.6% 1,876円 ▲32.4%
1口当たり
利益超過分配金
118円 608円 415.3% 32円 ▲94.7%
1口当たり分配金
(利益超過分配金含む)
2,329円 3,384円 45.3% 1,908円 ▲43.6%

積水ハウス・リート投資法人の記事を最新5件
2025/06/13
積水ハウス・リート投資法人が第21期決算、自己投資口の取得を発表
2025/03/17
積水ハウス・リート投資法人が米国の不動産を保有する法人へ追加出資
2024/12/27
積水ハウス・リート投資法人がエスティメゾン西横浜等住宅3物件を取得
2024/12/16
積水ハウス・リート投資法人が第20期決算、自己投資口の取得を発表
2024/10/11
積水ハウス・リート投資法人が赤坂ガーデンシティを2025年5月に売却
  • PR

  • PR

物件取得価格ランキング
1 新宿三井ビルディング 1,700億円
2 飯田橋グラン・ブルーム 1,389億円
3 六本木ヒルズ森タワー 1,154億円
4 汐留ビルディング 1,069億円
5 東京汐留ビルディング 825億円
株価値上り率ランキング
1 東急リアル +1.52%
2 いちごホテル +1.52%
3 スターアジア +1.31%
* 当サイトはJ-REIT(不動産投資信託)の情報提供を目的としており、投資勧誘を目的としておりません。
* 当サイトの情報には万全を期しておりますがその内容を保証するものではなくまた予告なしに内容が変わる(変更・削除)することがあります。
* 当サイトの情報については、利用者の責任の下に行うこととし、当社はこれに係わる一切の責任を負うものではありません。
* 当サイトに記載されている情報の著作権は当社に帰属します。当該情報の無断での使用(転用・複製等)を禁じます。